初検診その2
BULA~皆さん。
予定日を既に超過しちゃってるんですけど、超今さらなのですが今日は私がラウトカ病院で初検診に行ってきた2017年7月の記事の続きを書きたいと思います。笑
記憶が薄れる前に、記事として残しておきたいと思いますので初検診1を知らないあなたは、このブログの最初の記事を読み返してからこれを読んでいただけたらと思います。
さて、人生初の産婦人科をフィジーで迎えた日本人妻。
尿検査やら身体測定を終えて、旦那ちゃんとソワソワ。ドラマとかで観た景色だと、この後エコーとかして写真で、赤ちゃんがいるかどうかが分かるんだよね。しかも、そのエコー写真をプリントアウトしてもらって家に帰って家族に報告するのかぁ~・・・。
と、ドラマや漫画で備えていた日本の産婦人科を思い描いていたんですが、私大事なことをすっかり忘れてたんですよね。
何かって?そりゃーここがフィジーだってことですよ。
尿検査を終えた後に、看護婦に番号を呼ばれましてドキドキしてたんですがなんせ初検診の日本人患者なんでとりあえずカルテを作ろうってことになりまして別室に旦那と呼ばれましてお色気インディアンナースがミニスカから脚をエロティックに組んで色々と質問される訳ですよ。
「最後の生理はいつ?」「旦那は仕事何してんの?」「家族に糖尿病を患ってた人っていた?」「双子って親戚にいる?」とか、色々まぁそれらしい質問を受けたんですがなんせ彼女の英語が超難しい。
難しいっていうかですね?このお色気インディアンナースさん、途中から風船ガム噛みながら問診を始めてきてしかも時々、ボールペンを指で回すもんだから完全に見た目はやる気のないただのナイスバディ―エロナースってやつ。
で、旦那に通訳してもらいながら最初は進んでたんですけど最終的に当事者の妊婦は置き去りにされて旦那とお色気ナースが2人でヒンディーで会話を始めて終わったっていう。笑
で、やっとこさカルテが作成されましてスタートラインに立ったわけなんですね?
(何度、スタートラインに立つねんっていう)
そして、待合室で名前を呼ばれて「きゃ~やっと赤ちゃんがいるかどうかが分かる!」ってドキドキして心臓飛び出てくるんじゃないのかって思ってたら、なんか完全に「私は医者ではありません」っていうオーラを放つこちらもお色気なスタッフさんに部屋に呼ばれたんです。
で、綺麗な部屋に呼ばれまして何があるのかと思ったらなんとこのお色気スタッフさんはエイズの専門スタッフらしくつまりは、カウンセラーの様な人でした。
内心、ちょっとお色気スタッフとか呼んじゃってごめんなさいwwwって謝りましたよ。
彼女が話す英語って、この初心者レベルの私にも分かるほどなんか品とか知性を感じまして絶対この人賢い。って確信できるレベルでした。話す英語が分かりやすくて、何よりもラウトカの産婦人科に来てから既に1時間以上が経過してたんですが、初めてまともなスタッフに出会えた気がしたんです。笑
エイズについての知識とか色々教わりまして、エリートスタッフさんとサヨナラ。
実は、この時エリートな彼女から旦那に渡してね。ってことで、封筒を預かりまして旦那に渡したら「ラブレターかぁ♡?」って冗談で笑いながら開けたら、ゴムが数袋とエイズの資料が入ってました。笑
さてエイズの講座も終わりまして、また待合室で待ってるとついに名前が呼ばれたんです!次こそは、赤ちゃんと対面できる!?ってドキドキしてたんですが、やっぱり私はまだ甘かった。
何かと思ったら、突然あの問診を担当したお色気ナースが「注射するから座って」と言われました。因みに、この時まだこの人風船ガム噛んでたんでました。
「え?注射?なんの?」って聞くと、またガム噛みながらの英語だから滑舌が悪くて分からない。
とりあえず、え?え?って聞き返してたらしまいにお色気ナースが逆切れはじめて
「.JUST INJECTION(ただの注射!!)」って言われて、いきなり注射。
キレられながら、突然意味不明に注射された私もさすがにちょっとイラ。
っていうか、風船ガム噛みながら注射すんなや!!っていう。笑
で、次は何すんの?って聞いたら、「次は、病棟移動して血液検査してきて」とのこと。
え?また注射すんの?っていう。なんか、検査してくれるのはいいけどとりあえず本当に妊娠してるのかどうかを検査してからのが良くない?もし、妊娠してなかったらただ痛い思いしてるだけやん。うち。
って思ったんですが、とりあえず旦那と言われた通り病棟を移動して血液検査コーナーへ。
この時既に病院に来てから3時間が経過。いつになったら、妊娠してるかどうかが分かるんだよ。ドラマや漫画で見てた産婦人科でも、ヒロインは皆こんな長期戦なのか!?っていう疑問が頭の中を支配。
しかも、ここからが超長くて血液検査にカルテ提出してから1時間してやっと名前を呼ばれました。
はい。ってことで、ここで既に4時間経過。しかも、この血液検査を担当してくれたフィジアンの可愛らしいスタッフちゃんが中々のおっとり系。
見た目はすっごい可愛くて、風船ガム噛んでるインディアンナースなんかよりも断然印象いいし♡って喜んでたら、注射を入れるのが超下手( ;´Д`)
何度やり直すねん!っていう感じで、多分5回ほどやり直してました。しかも、すっごい痛いんですけど。
心の中の私は既に、悲劇のヒロインかの様に舞台上で1人ピンスポットを浴びて「涙がでちゃう。だって、女の子だもん」の状態。
痛がる私を横目に旦那はスマホでゲームをしてるっていう。本当に、この世界は平等って絶対に嘘って思いました。
やっとこさ、仏の顔も5度目まで?ってぐらいで、血液検査が終わりまして再び産婦人科に戻ってきた私達。
カルテをナースに渡したら、なんとそこで衝撃的な言葉を言われたんです。
なんだったと思います?
「次は2週間後に来てね。はい。お疲れ様でした」
うそやーーーん!!!赤ちゃんのチェックしやへんの!?
はい。これが、フィジーの産婦人科のリアルなんですwwww
さすがに、「エコーとかしないの?」って聞いたら「エコーしたいの?なら、今からエコー室にいって2週間後に予約入れてきて」。
マジ(゜-゜)?あんた、本気?
このエコー室はついさっきまでいたあの血液検査コーナーの真横。笑
ほんとに、要領悪すぎやろ~と思いながらも旦那と2人でエコー室に行って予約してきたんです。
で、カルテをナースに戻して人生初の検診は終わり。
お昼過ぎてたんで、旦那がさすがに私の心情を察したのか
「ランチ、どっかに食べに行こう」って言ってくれまして、2人で外食。
この時、2人で今日の感想を言い合うことになって色々あったんですけどとりあえず2人でまとめた共通の感想は
「赤ちゃんいるの?いないの?」っていうことでした。笑
それを知るための検診じゃないの??っていう思いをした、人生初の産婦人科。
これから、もっと色々起きそう。