妊娠6か月検診ーその2
BULA~皆さん。
次回の検診で、チビちゃんの性別が分かるという衝撃的な結果にルンルンになって診察室を後にして、次回の検診予約を入れに行った日本人妻。
まさに、背中に羽が生えたみたいってあの時の自分の状態を言うんだと思います。
で、予約の順番を待ってたら中国系のナースさんに「あなた、オリエンテーションってやったことある?」と、いきなり質問されたんです。
「オリエンテーションってなんのオリエンテーション?」って質問すると
「あ、知らないのね。ちょうど、今オリエンテーションやってるから合流しなさい」って腕を無理やり引っ張られまして、奥の広い待合室へと連れていかれました。
何々?何が起きるの?と、現状についていけていない私。そこには5.6人ほどのお腹を大きくしてるインディアン妊婦たちとその旦那さんが座ってました。そんなまさにアウェーなとこに放り込まれた1人の日本人。
なんの説明もなく合流ってどんなんやねん。ってツッコミたくなったんですが、結構皆さん静かにされてたのでとりあえず、隅っこに座って邪魔しないようにひっそりと着席。
で、こんな暑いフィジーではあんまり見かけたこともなかった黒のパンツに白のシャツ(スーツみたいな感じ)を着こなしてるインディアンスタッフが何か話してるんです。(因みに、この人は風船ガム噛んでませんでした。笑)
風船ガムを噛んでないのはいいんですけど、この人の声・・・・超小さい。
隅っこに座ったもんだから、余計にこのスーツ美女の声が聞こえなくて(どーしよ・・大事な事話してたら、せっかくの情報を聞き逃すことになるし)と焦り、こっそりと座る席を前の方に移動しました。
だけど、全く聞こえない。どうして、他のインディアン妊婦ガールズ達は彼女のこのか細い声を聞き取れるの?うちの耳に問題があるのか?っていうレベルでした。
だけど、頑張って単語単語で聞き取るとこのまさに蚊の様な声のスーツ美女は「母乳」についての話をしてました。
で、スーツ美女の講座が終わって次は打って変わって超カジュアルなジャージを着てるインディアンが登場。
スーツ美女の次は、ジャージスタッフって・・というツッコミは無視してこのジャージスタッフさんの声は小さくはないんですけど滑舌が悪い英語。
でも、彼女がジャージを着てた意味はあって安産エクササイズの講座の担当講師でした。
私は、元々超自慢じゃないんですけどカラダがどえらい硬いんです。だけど、体が硬いと難産になるっていう情報を目にしてたので時間があれば、youtubeとかに乗ってる安産体操とかをしてました。
なので、この日ジャージスタッフさんが教えてくれた腰振り?のエクササイズは何の問題も無くこなしてました。
が・・・・周りのインディアンガールズは超お腹が大きい+日々の運動不足らしく全く腰が振れていない。
まさかの、ジャージ講師から「中国人は、やっぱりエクササイズとか上手ね」と誉められたんですが「私、日本人」ってそこはちゃんと訂正しときました。笑
エクササイズ講座も終わりまして、やっとオリエンテーション終わりか?と、思ったら次はすっごい威厳のある厳しそうなでも優しそうなインディアンおばちゃんナースが登場。
でも、なんかこの人って他のナースと違うなぁ~って考えてたらこのおばちゃんナースが着てる白衣の肩についてるワッペンとかが赤色なんです。
例えば、風船ガムのお色気ナースとかの白衣は全部青色のワッペンがついてるんです。
この赤色って何が違うんだろうと、帰宅後に旦那に聞いたら赤色のワッペンをつけてるのは階級が上の看護婦って事だから、多分その人婦長さんだったんじゃないのか?
ってことでした。
この婦長さん(多分)、すっごい聞き取りやすい声+英語で今までのスーツ美女とジャージスタッフとは比べ物にならないほどのまさに「デキル女」を醸し出してました。
因みに、婦長さんは出産時の状況とか病院のシステムについて話してくれました。
すっごい分かりやすい話で、勉強になりました。さすが、婦長さん。
見た目は、ちょっと怖そうなんですけどたまに笑う顔がすっごい可愛くて素敵な看護婦さんだなぁって思いました。こんな素敵な婦長さんを見習ってくれ。お色気ナースって思いました。笑
でも、婦長さんの話・・・・・長かった・・・・。笑
1時間ぐらい1人で話してたと思います。まぁ、いい話だったし分かりやすかったからいいんですが。
この時、時計を見ると11時・・。オリエンテーションで1時間半が経過してた。
婦長さんの話が終わって、やっとこれで帰れる\(^o^)/ってテンションあがってたら、まだこれだけで終りませんでした。ドーン
つづく